時々、黄身が半熟でトロっとした味付け卵を作る時、卵を茹でると固ゆでになったり、逆に柔らかすぎて皮を剥いてる最中に割れてしまった経験はありませんか?
正直なところ、私は10回に1回しか成功したことがありません。
どうしても毎回美味しい半熟卵を食べたいため、卵のゆで具合を色でお知らせしてくれる「エッグタイマー」という簡単便利な調理グッズをダイソーで購入しました。
「エッグタイマー」の仕様
- 材質:ポリエステル樹脂
- サイズ:縦6cm×横4.2cm×高さ3cm
- 耐熱温度:120℃
卵をたて半分に切ったような形をしています。
タイマーでありながら時計は付いていません。
「エッグタイマー」の使い方
鍋に卵とエッグタイマーを入れ、しっかり浸かるまで水を入れたら火にかけます。卵は浮きますが、タイマーは沈みます。
タイマーに、「SOFT(ソフト)」「MEDIUM(ミディアム)」「HARD(ハード)」と書かれていて、茹でる前はピンク色になっています。
タイマーの色が白になったら、卵を水で冷やして出来上がりです。
- 半生:SOFTが白に変わったら冷やす
- 半熟:MEDIUM、SOFTが白に変わったら冷やす
- 固ゆで:HARD、MEDIUM、SOFTが白に変わったら冷やす
※タイマーは自然に冷ましてください(急激に水や氷で冷やすとひび割れの原因になります)。
「エッグタイマー」のレビュー
1回目(失敗)
卵がSサイズ、茹で具合はミディアム。卵は冷蔵庫から取り出して30分ほど室内に置いておきました。
水道水を流して冷やしたところ、固ゆでになってしまいました。
2回目(成功)
卵がSサイズ(1回目と同じもの)、茹で具合はミディアム。卵とエッグタイマーを水に浸けて30分ほど室内に置いておきました。
ミディアムが半分ぐらい白くなったところで火を止めました。
今度は氷水で冷やしたせいか、真ん中がとろりとした半熟になりました。
「エッグタイマー」を使いこなすポイント
- 卵の大きさによって加減が必要
- 最初は失敗しても、エッグタイマーのクセを掴んでしまえばうまく茹でられる
「エッグタイマー」のメリット
- 気温や水温による時間調節をしなくてすむ
「エッグタイマー」のデメリット
- 沸騰すると泡でタイマーが見にくくなる
- タイマーをこまめに確認しなくてはならない
卵をうまく茹でるコツ
卵は水の温度と同じにしておくこと
鍋に水を張り、卵を入れて10分以上置くと両方同じ温度になります。
卵は穴をあけておくこと
画鋲や卵の穴あけ器を使い、尖っていない方に穴をあけ、卵が割れるのを防ぎます。
茹で上がったら氷水で一気に冷やすこと
茹で上がったら氷水で冷やします。余熱で火が通り過ぎるのを防ぐだけでなく、急激な温度差で殻が剥きやすくなります。
卵は冷水に浸しながら剥くこと
冷水に浸けたらひびを入れ、尖っていない方からむきます。
卵は新鮮なものより古いものを使うこと
卵は新鮮に近いほど、中に炭酸ガスを多く含んでいます。
炭酸が加熱されると急激に膨張し、薄皮(卵殻膜)を殻に押し付けるため殻が剥けにくくなります。
卵はある程度日にちが経ったものを使いましょう。
最後に
茹で卵が簡単に好みの硬さに調整できるので、とても便利です。
半熟加減が上手くいったので、今度はもっととろ~りとした味付け卵に挑戦したいと思っています。