調理のコツ料理

【調理のコツ】安い炊飯器でも残りご飯がグンと美味しく食べられる。その保存方法とは?

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私は現在、1万円以下のIH炊飯器5.5合炊きを使っています。

安い炊飯器ではありますが、炊きたてはとても美味しいし、まとめ炊きをしても不味いなんて思ったことはありません。

むしろ、お米が美味しくないと感じるとすれば、保存方法が悪い時です。

そこで、誰でも簡単にできる「余ったご飯を美味しく保存する方法」を紹介したいと思います。

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ご飯は炊飯器で保温しない

最近の炊飯器は高性能で、メーカーが推奨するご飯の保温時間は「12時間~24時間」というのが多いです。

しかし、「長時間保温したご飯って本当に美味しいの?」と聞かれたら、私は「いいえ」と答えます。

ご飯が一番美味しいのは、炊飯器がピーッと鳴った直後の炊き立て。その時の「ツヤ」「みずみずしさ」「香り」は何ともいえない味わいがあります。

ところが、炊飯器が炊き上がりを知らせて5分も放置すると、水分が失われ、せっかくのツヤと旨味が半減します。

炊いて30分も経たずしてこれなのに、長時間保温したら味が落ちるに決まっているじゃないですか。

しかも、もっと時間が経つと「黄ばむ」「臭くなる」「硬くなる」「香りが落ちる」など、どんどん不味くなってしまいます。

「保温機能 = 美味しさ持続」は成り立たない。

と言えます。

残ったご飯を美味しく食べる方法

  • ご飯が炊けたらすぐに保温を切る
  • 食べる分だけご飯を茶碗によそい、すぐに残りをラップで密閉する
  • 粗熱が取れたら冷凍保存する

※お米は冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。

熱々のご飯をラップで密閉すると、必要な水分も閉じ込められるので、温め直してもパサつかずお米がふっくらします。1食分ずつ小分けしておけば、食べたい時に食べたい分だけレンチンできます。

保存は冷蔵庫より冷凍庫がベスト。冷蔵庫は乾燥するので、ご飯がパサパサになって味が落ちます。

炊いたばかりのご飯は釜にあまりこびりつかないので、洗ってもすぐに汚れが落ちます。保温せず、すぐに釜を洗えば短時間で済み、ゴシゴシ洗いによる釜への負担も減って、一石二鳥です。

ご飯保存容器の選び方

本当はラップ保存がベストなのですが、かなり面倒です。

そこで役に立つのが冷凍庫で使える保存容器です。

四角い容器を使う

ごはん用の保存容器は、茶碗のような丸い形をしたものが多いです。しかし、円型の容器は冷凍室に余分なすき間(デッドスペース)ができてしまうので、収納に無駄が生じます。

冷蔵庫を効率よく使うためにも、形は四角いものを選びましょう。

薄型の容器を使う

深さがある容器だと、解凍にムラが生じます。また、ご飯と蓋の間にスペースがあり過ぎてもダメ。水分が抜けてご飯がパサついたり硬くなります。

冷凍ご飯を美味しく食べるには、ラップのように密着状態になる薄型容器を使いましょう。

市販のレトルトご飯を思い出してください。どのメーカーも薄型の容器に入っていますよね。なぜなら、ご飯を美味しく温めるには薄型の容器がベストだからなんです。

エンボス加工の容器を使う

底がエンボス加工になっていると、べたつかずご飯が取り出しやすくなります。

冷凍ご飯が美味しく食べられる保存容器はコレ

ジップロック コンテナー ごはん保存容器 薄型

ベチャベチャせずパックにご飯が付かないし、均等に温まるところも、今まで使った保存容器の中でダントツに良かったです。

温まったご飯も美味しいし、これを使い始めたら他のものが使えなくなりました。

最後に

ご飯を美味しく食べるには、毎回炊いて食べきるのがベストですが、それだととっても不経済。

多く炊いて残ったご飯は、熱いうちに小分けしておきましょう。ひと手間かかりますが、保温による電気代や、釜を洗う手間を考えれば、まとめ炊きの冷凍保存が、経済的で美味しく食べられます。

やっぱりご飯は「楽して美味しく」ですね。