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【掃除のコツ】重曹・セスキ・クエン酸。迷わず上手に使いこなすために違いと特徴をまとめてみた

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我が家には掃除用洗剤として、「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」をストックしています。

しかし、どの洗剤がどの掃除に効果があるのかをイマイチ把握していません。

各々の性質や違いを知れば上手に使い分けできるので、特徴を簡単にまとめてみました。

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pH値による区分

pH(ペーハー)値とは、水溶液中にどれだけの「水素イオン」が含まれているかを表す指標で、「酸性・中性・アルカリ性」の3種類があります。

重曹・セスキ・クエン酸は、アルカリ性と酸性に分かれます。

アルカリ性のもの

  • 重曹(pH8.2)
  • セスキ炭酸ソーダ(pH9.8)
参考重曹・セスキ炭酸ソーダの比較

出典:石鹸百貨「重曹・セスキ・炭酸ソーダ(炭酸塩)の比較」

酸性のもの

クエン酸(pH2.1)

重曹

特徴

  • アルカリ性
  • 油脂とタンパク質を溶かすのが得意
  • 水に溶けにくい
  • pH値は8.2でセスキ炭酸ソーダよりもアルカリ性が弱い
  • 粉のまま、または湿らせて「こすり洗い」がおすすめ

セスキ炭酸ソーダ

特徴

  • アルカリ性
  • 油脂とタンパク質を溶かすのが得意
  • 水に溶けやすい
  • pH値は9.8で重曹よりもアルカリ性が強い
  • 水に溶かして「拭き掃除」がおすすめ

クエン酸

特徴

  • 酸性
  • ミネラルが固まった水垢、カルシウム、アルカリ性の汚れを落とすのが得意
  • 水に溶けやすい
  • pH値は2.1
  • 汚れにクエン酸をしっかり浸透させてからこする「クエン酸パック洗い」がおすすめ
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最後に

アルカリ性の重曹とセスキは使い道が似ているけれど、水の溶けやすさによって効果に違いがあることが分かりました。

また、クエン酸は酸性なので、用途が全く違います。

  • アルカリ性は「油」「皮脂」「タンパク質」「酸性を中和して汚れを落とす」
  • 酸性は「水垢」「カルキ」「アルカリ性を中和して汚れを落とす」

と覚えて置くと、悩むことなく洗剤を使い分けることができますよ。