コーヒーを淹れると毎回出るカス。茶殻だって再利用できるんだから、コーヒーかすだって何かに使えるはず。
そこで、コーヒーカスの便利な利用方法を調べてみました。
コーヒーかすの使い道
コーヒーかすのリサイクルにはこんなにたくさんの方法がありました。
- 乾燥剤
- 消臭剤
- 靴・床・金属のワックス
- 灰皿の火消し
- トリートメント
- 入浴剤
- 庭の猫よけ・虫よけ
- 畑の肥料
- 油の汚れ落とし
など
コーヒーかすの2通りの使い方
乾かして使う
乾燥や消臭を目的として使う場合、乾かしてから再利用します。
ただし、コーヒーかすは湿気に弱いので、完全に乾かさないとカビの温床になります。
また、乾くまで手間がかかり、乾かし方によっては節約どころか、逆に水道光熱費がかかってしまうこともあります。
コーヒーかすを乾かす方法
天日に干す
水道光熱費は0円ですが、手間がかかり、天気の悪い日は干せません。
新聞紙やキッチンペーパーを敷いたトレイにコーヒーかすを広げ、天日にさらします。風で飛ばされないように、ストッキングをかぶせておくなど、ひと手間必要です。
フライパンで炒る
フライパンで乾煎りすると短時間で乾燥します。
ただし、完全に水分を飛ばすには、1~2人前で10分以上かかるので、水道光熱費を考えるとオススメできません。
レンジでチンする
レンジを使っても効率よく乾きます。
天日干しよりもはるかに短時間で乾燥しますが、数分程度では乾かないため、電気代がかかります。
湿ったまま使う
フィルターに残ったコーヒーかすを絞って使うので、手間がかかりません。
掃除や食器洗いなどはこの方法が有効です。
ズボラ主婦におすすめの利用法
コーヒーかすを乾かさなくてもOK!!
便利で有効的な使い方を紹介します。しかも、節約もできちゃいますよ。
油の汚れ落とし
コーヒーかすは油を吸い取ってくれるので、ギトギトになった食器やフライパンなどを綺麗にしてくれます。
フライパンを洗う場合
フライパンにかすを入れ、油に馴染ませたあと水で洗い流します。
食器を洗う場合
湿ったカスを、スポンジに付けて食器をこすります。
靴や床のワックス代わりに
コーヒーかすをしっかり絞り、柔らかい布に包んで磨きます。すると、ワックス効果でしっとりとツヤがでます。
トイレの消臭剤に
絞ったカスをトレイに入れ、トイレの隅に置きます。コーヒーかすには、アンモニアを吸収・脱臭する作用があるので臭いを防げます。
カビ予防のため、1~2日のサイクルで交換しましょう。
電子レンジの消臭・脱臭に
レンジで温めて臭いが取れない場合も、消臭・脱臭効果があります。市販のレンジ用の脱臭剤は高いので、コーヒーかすを使うと節約になります。
耐熱容器に入れて30秒~1分ほどチンすると、驚くほど臭いが取れます。
タバコの火消しに
濡れたカスを1cmの厚みで灰皿に入れておけば、火災予防、臭い消しになります。
こちらもカビないように、毎日取り換えてあげるといいと思います。
猫よけ・虫よけに
野良猫のそそうに困っている場合に有効です。
長期的な効果は無いものの、猫よけを買う前に試してみるのもアリです。
この場合、細かく刻んだ柑橘類の皮とコーヒーかすを混ぜ合わせ、猫の通り道に撒いておきます。
最後に
トリートメントや入浴剤として使う方法も心惹かれたのですが、後々の掃除のことを考えるとどうかな?と。
自分のできる範囲で、コーヒーカスを有効的に利用し、良い環境で生活したいですね。
ちなみに、最近私がハマっている美味しいコーヒーです。