今まで私が勤めていた職場は、通勤で往復2時間、休みは日祝のみ。仕事終わりは19:30で、買い物して帰宅すると21:30という、主婦としては辛い環境でした。
週に1日しかない貴重な休みは、毎日のおかずを作り置きする日。そのため、大量のタッパーをストックしていました。
しかし、1年ほど前に職を変えた結果、時間に余裕が持てるようになり、作り置きも激減しました。
そうなると、半分以上のタッパーは使わなくなる訳で。
特にいらなくなったものは、メインディッシュを入れる大きなサイズのもの。
そこで、断捨離を兼ねて、タッパーの買い替えを行いました。
断捨離ではなくタッパーを買い替えた理由
まずは「数が多くて収納場所を圧迫していた」ということ。
でも、それならば使わない分だけを捨てればいいだけの話。私が買い替えたのには、ちゃんとした理由があります。
- 洗った後、乾きにくい
- 種類がバラバラで冷蔵庫がスッキリしない
- 古くなった
いっそ、見栄えが良く、使い勝手がいいタッパーに買い替えた方が、効率よくなると思ったからです。
タッパーの捨て時・買い替え時
古くなって汚れた時
たとえ壊れていなくても、「容器が黄ばんだ」「こまかな汚れがこびりついている」「嫌なニオイが取れない」と感じたときは、思い切って交換しましょう。
衛生的にあまり良くありませんので。
使い勝手が悪いと感じた時
「冷凍できない」「レンジで使えない」「収納にかさばる」「汚れが落ちにくい」「なかなか乾かない」など、使っていてストレスが溜まってしまう場合は、替え時です。
家事の効率が悪くなると、イライラすることが多くなります。あまり使えない容器を捨てることで、気分良く調理ができるようになります。
何年も使わなくなった時
使いもしないのに、何年・何十年と保管場所の肥やしになっている場合は、思い切って捨てましょう。
無駄なものが減ると、キッチンも気分もスッキリします。
私が買い替えたイオンPBブランドのタッパー
たまたま見つけた、イオンのプライベートブランド「ホームコーディ」のタッパーに一目惚れ。
一度使うとその良さにハマり、何度か買い足してしまいました。
フタをしたままレンジで使える
タッパーでレンチンしたら、「空気穴用の小さなフタが閉まらなくなった」という経験はありませんか?
私はそれで何個かダメにしました。それを防ぐために蓋をずらして温めるのですが、凍っているとなかなか開かない。だからとてもイライラします。
しかし、イオンのタッパーなら蓋を外さなくてもレンジで使えます。
使い始めて1年が経ちましたが、ふたも本体も一度も歪んだことはありません。
洗ってもすぐ乾く
今までのタッパーは、水切りかごで一晩乾かしても溝に水滴が残ってしまうことが当たり前でした。
ホームコーディシリーズは、溝が無いので数時間で乾きます。また、布巾を使ってもしっかりと水を拭きとれるので便利です。
乾きが早いということは、すぐに片づけられるということ。キッチンの整理整頓にも役立ちます。
食器や保存容器をすぐにしまいたい私にとって、願ったりかなったりの便利アイテムでした。
使わないときはコンパクトに収納できる
ふたを外せば小さくまとめて重ねられるので、保管に場所を取りません。
サイズが豊富
形は長方形・正方形・ご飯用、サイズはS・M・Lとあります。
量や用途に応じて使い分けができます。
ご飯一膳用は丸型なので、我が家では正方形Sで代用。その方が保存時のデッドスペースを減らせます。
デザインがスッキリしている
フタが白で本体は透明。中身が見えて見た目もおしゃれ。
保存容器を統一すると、冷蔵庫内を効率的に整理整頓できるようになりました。
古いタッパーは一度に捨てない
買い替えとなるとまとめて捨てたくなるところですが、徐々に捨てていくことをお勧めします。それには以下のような理由があります。
- まとめて捨てると保存容器が足りなくなる恐れがある
- まとめて買うと必要以上の個数になり余る場合がある
使わないタッパーは、いつだって捨てられます。逆にまとめて捨てるとゴミ袋が重くなり、捨てるのが大変になります。
なので、保存容器は少しずつ買い足していき、買った分だけ処分していきましょう。使って足りなければ買い足せばいいですし、余ってしまうものは最後に思い切って捨てましょう。
その方が最低限の出費で抑えられます。
最後に
独身時代に独り暮らしを始めたとき、母や友人が買ってくれたタッパーがありました。
使い勝手は新しい容器の方がいいにもかかわらず、捨てるのに後ろめたさがあり、結婚してからも処分ができず、10年以上も眠ったままでした。
しかし、思い切って捨ててしまうと、キッチンが快適な空間になりました。
今では、これで良かったんだと思っています。
だって、タッパーの入れ替えをきっかけに「キッチンが清潔で、機能的空間に生まれ変わった」のですから。