たっぷりと野菜が摂れる簡単料理。それが「野菜炒め」。
しかし、簡単なのにうまく作ることができないという、不思議なメニューでもあります。
なぜなら、作ると毎回水っぽくなり、しんなりしちゃうんですもの。
そこで、シャキシャキとみずみずしい歯ごたえを簡単に残すことができる、野菜炒めのコツを紹介したいと思います。
野菜炒めをシャキシャキにする5つのコツ
野菜の水分をザルでしっかりと切る
野菜を切るのは調理直前ではなく、1時間以上前に切って洗っておきます。
洗った野菜をザルに入れてしばらく置くと、余分な水分がかなり減ります。
味付けは「塩・こしょう」のみ
どうしても、濃くて美味しい「焼き肉のタレ」で味付けをしてしまいがちですが、タレは野菜をべちゃべちゃにします。
味付けは、塩・こしょうだけにし、食べる直前にタレをかけましょう。
油を使わない
炒めると、野菜の水分だけで火が通ります。油はお肉の分があれば十分ですので、油はあえて使いません。
お肉と別に炒める
お肉と一緒に炒めると、野菜が肉汁を吸い込んで水っぽくなります。
お肉は野菜と別にいため、最後に一緒に炒めましょう。お肉の味付けは、シンプルに塩コショウでもいいですし、焼き肉のたれでもかまいません。
フライパンを振らずに強火で炒める
野菜は強火で炒め、一気に水分を飛ばします。
家庭用のコンロは、お店と違って火力が弱いので、フライパンを持ち上げて振ると、フライパンの温度が下がり、水分が十分に飛ばなくなります。
野菜のシャキシャキ食感を残すには、フライパンを持ち上げず、焦げないよう、菜箸やトングで時々かき混ぜるように炒めましょう。
※多少焦げても問題ありません
最後に
私は2つのフライパンを使い、野菜と肉を並行して別々に炒め、お肉と野菜は混ぜず、ご飯と横並びで盛り付けしました。
さっぱりしたシャキシャキ野菜が、豚バラの油っぽさを消し、今まで作った中で、一番美味しい野菜炒めを食べることができました。
おまけ
私が愛用しているフライパン。
深さがあり、軽くて左右に口が付いるタイプです。中身をお皿に移す時、こぼれにくく汚れにくいので気に入っています。
ちなみに両口タイプなので、左利きさんでも使える便利ものです。